Masteredでも継続してピックアップしてきた[rag & bone(ラグ&ボーン)]によるユニークなオンラインプロジェクト「D.I.Y.」。その最新版に日本人女優の榮倉奈々と、フランス人モデルのレティシア・カスタの妹であり、自身も女優でモデルのマリー・アンジュ・カスタが起用された。
2011年からスタートした「D.I.Y.」は、モデル達にカメラと『rag & bone / JEAN』の服が入った袋を渡し、ヘアメイクからスタイリングまで彼女達が自由にセルフプロデュースするという企画。これまでにミランダ・カー(Miranda Kerr)、カロリナ・カーコバ(Karolina Kurkova)、カミーユ・ロウ(Camille Rowe)、キャロライン・マーフィー(Carolyn Murphy)、ミナ・シン(新慜娥)などが参加し、普段見ることのできない彼女達の素の表情を捉えたユニークな写真が話題を呼んできた。日本人がこの企画に参加するのは今回が初。
「マリー・アンジュと奈々を起用したのは二人がインターナショナルな才能だと思ったからです。そして二人とも『rag & bone / JEAN』の服がとても似合っています!」とデザイナーのマーカス・ウェインライト(Marcus Wainwright)は今回の仕上がりに大満足だと語っている。
マネージング・パートナーのデヴィッド・ネヴィル (David Neville) は「奈々もマリー・アンジュも二人とも自分たちの住んでいる場所に対して情熱を持っていることが感じられる作品ができたと思う。二人の写真の対比がとても面白いと思いました」とコメント。
榮倉奈々は友人でフォトグラファーである奥田祐哉氏に撮影を依頼し、渋谷で撮影。渋谷を選んだ理由として「(渋谷は)モデルの仕事を始めるきっかけとなった場所。あこがれの場所から生活の中心地となった特別な場所です。」また撮影のときに感じたことはという質問に対して、「渋谷の雑音、匂い、酔っぱらい(笑)湿気、めまぐるしく変わっていく渋谷をゆっくりと味わいました」とコメント。
一方マリー・アンジュは、パリのセーヌ河岸とチュイルリー公園などパリのランドマークをロケーションに選んで撮影を行った。「パリでは5年前から暮らしていますが、フランス人として写真にこの町の素晴らしさをおさめたいと思いました」と撮影に関して述べている。
今回の作品は下記のオフィシャルページでも公開中なので、気になった方は是非チェックしてみてほしい。