デザイナー武井大輔が2015年に立ち上げた[prasthana(プラスターナ)]。同ブランドの2015年秋冬コレクションが公開された。
シーズン毎の特定のテーマは設けてはいないが、一貫してをブランドのアイデンティティーとしているのは、デザイナー自身が影響を受けた1990年代~2000年代初頭のストリートカルチャーと、2000年代以降のモード。これらの要素から都市生活者に提案するクリーンで都会的な、あくまでもリアルクローズであるという部分を強く意識したアイテムを展開している。
着用者の解釈次第で様々なスタイルに使用可能な振り幅の広いサイズ感、着用感を独自のパターニングで表現しており、その一見ニュートラルな要素と相反したディテールの作り込みも注目したいポイントだ。