テーマは「私たちが見ているものは真実だろうか?視覚やレンズを通して見えている景色は、はたして真実に忠実な像を写し出しているだろうか?」というもの。発表イベントではオリヴァー・プラットが司会を務め、受賞者のそれぞれの作品をジョナサン・エイムズ、ゾーイ・カザン、アンソニー・マッキー、ジェイ・マキナニー、ゲイリー・シュテインガートが朗読を行った。
5人の各受賞者には賞金が贈られ、年末にはPRADAの公式サイトprada.comに受賞作品がデジタルブックとして公開される。
イメージがあふれる世界の中で、PRADAは言葉が持つ力を重視し、オプティカルフレームのレンズを通して言葉に鋭くフォーカス。ファッションだけにとらわれず、カルチャーを創造していこうというPRADAならではの試みといえる。今後もその動向をチェックしておいたほうが良さそうだ。