ニューヨーク・パンクを代表する存在として65歳を迎えた今なお、数多のミュージシャンからリスペクトを集める“パンクの女王”、パティ・スミス(Patti Smith)。同人物の自叙伝「ジャスト・キッズ」と詩集「無垢の予兆」が12月12日(水)に同時リリースされる。
2010年度全米図書賞ノンフィクション部門受賞を果たし、映画化も予定されている「ジャスト・キッズ」は写真家ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)との出会いから別れまでの約20年間を綴った青春回想録。一方の「無垢の予兆」は命を授かった者たちへの愛に溢れたパティ・スミスによる詩集となっており、1980年代から2007年までに書かれた全28篇が収録されているとのことだ。
どちらも音楽ファン、カルチャーファンにとっては見逃せないマストなアイテム。発売の時を楽しみに待つとしよう。その他、書籍の詳細に関しては以下の通り。
【パティ・スミス著『ジャスト・キッズ』】
訳:にむらじゅんこ、小林薫
四六判
発行日:2012年12月12日
発行:アップリンク
出版:河出書房新社
本体価格:2,499円
ISBN:978-4-309-90970-7
【パティ・スミス著『無垢の予兆』】
訳:東玲子
A5判変形
発行日 2012年12月12日
発行:アップリンク/発売:河出書房新社
本体価格:2,000円
ISBN:978-4-309-90971-4