『画と機 山本耀司・朝倉優佳』展で、山本耀司の魅力と本質に迫る。

by Mastered編集部

時代に流されない反骨精神で世界を刺激しつづけるデザイナー 山本耀司の魅力と本質に迫る『画と機 山本耀司・朝倉優佳』展が、12月10日(土)より、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。

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時代に流されない反骨精神で世界を刺激しつづけるデザイナー 山本耀司の魅力と本質に迫る『画と機 山本耀司・朝倉優佳』展が、12月10日(土)より、東京オペラシティ アートギャラリーにて開催される。

最近のコレクションでも、絵画とのコラボレーションを積極的に展開する山本耀司。『画と機』というタイトルは彼の希望により、編集工学者である松岡正剛が考えたもので、“画”は絵画を、“機”は“はずみ”や“機会”、“機織(服)”を意味する。この二文字は関係性を表し、絵画とファッション、二次元と三次元、男と女など、反発しながらも惹かれ合い、互いに逃れられないような、創造の根源に触れる危険な関係を暴き出す。また繋げて“ガキ”という音のとおり、世間が子どもへ向ける目への反抗や抵抗としての表現とも捉えられる。

本展では、山本耀司が制作した絵画や彫刻、さらには美術館の会場で制作した作品を展示。また、ここ数シーズンに渡り山本耀司の服づくりに熱を与えた若手画家 朝倉優佳の作品も登場する。一見混沌とした中に相反する力が複雑に作用して、奇抜で革新性に富んだ空間。アーティストの創造の根底にあるものを、そこに垣間見ることができるはずだ。

【画と機 山本耀司・朝倉優佳】
開催期間:2016年12月12日(土)〜2017年3月12日(日)
開催場所:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00〜19:00(金・土は20:00まで / 最終入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2016年12月26日(月)〜2017年1月3日(火)、2月12日(日・全館休館日)
入場料:一般 1,200(1,000)円 / 大・高校生 800(600)円 / 中学生以下無料
*同時開催『収蔵品展057 人間 この未知なるもの』、『project N 66 村上早』の入場料を含みます。
*収蔵品展入場券200円(project Nを含む / 割引なし)もあり。
*障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
*割引の併用および入場料の払い戻しはできません。

お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
https://www.operacity.jp/ag/