『Nike: On Air』の各国代表がNIKE本社で踏み出した商品化への第一歩

by Keita Miki

東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ソウル、上海を舞台に開催された『Nike: On Air』。その各国の受賞者たちが去る7月、NIKE(ナイキ)の本社を訪問し、それぞれがデザインしたスニーカーの商品化への第一歩を踏み出した。

東京での投票で選ばれた『Air Max 1 Tokyo Maze』のデザイナー、宅万勇太を含む全6名の受賞者たちは、NIKE本社では、それぞれが、フットウェアデザイナーや素材・色のデザイナー、開発担当者と一緒にチームを組んでデザイン作業を遂行。

この作業に関して宅万は次のようにコメントしている。

「参加する前には、デザイン作業の裏にこれだけ細かい作業があるとは考えていませんでした。たった一足のシューズを作るまでの舞台裏での努力や、たくさんのことが考えられた上でシューズが作られることを知ると、シューズを見る視点も変わります」

各々がデザインしたシューズの商品化までには、まだ数ヶ月作業が続くとのことだが、参加者のこれまでの努力が実際にシューズサンプルとして目の前に現れる瞬間は、受賞者たちにとっても夢を形にするまでの取り組みの大きさを実感させる、特別な時間となった。

なお、次のステップでは、受賞者、メンター(助言者)とNIKEのマーケティングチームのメンバーが、デザインの語り口を練っていくとのこと。受賞者にとって、最終のゴールとなる製品の仕上がりはまだ少し先のこととなりそうだが、Masteredでも随時『Nike: On Air』の続報をお伝えしていく予定となっているので、今後の展開もお楽しみに。

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