2008年にポラロイド社はインスタント・カメラ用フィルムのビジネスから撤退してしまいましたが、アナログレコードのように、ファンや技術が死に絶えることはなかったようです。
「インポッシブル プロジェクト(Impossible Project)」と呼ばれるアナログの写真ファンの小さなグループが、ニューヨークのソーホー(425 Broadway)に「インポッシブル プロジェクト スペース(Impossible Project)」という新しいショップ&フォトギャラリーをオープン。そこでポラロイドカメラのための次世代フィルムをリリースし始めたんだそう。
1パック21ドルで販売されるセピアカラーに近い白黒のフィルムは、温度や光の調節など扱いは大変そうですが、慣れれば、かなり綺麗な写真が撮れる模様。これは興味が湧きますね。
まだまだ完全復活とはいきませんが、かつての名機をゴミにせず、文化を守っていこうという熱い志を持った方々が世界にも存在することが救われますね。
また、あのカメラを使った素晴らしい写真を眺められる日が戻ってくるのを楽しみに待つことにしましょう。
[via:the Cut]