今年10月にオープンした原宿のアートスペースAMにて、森山大道が太宰治へのオマージュとしてセレクトした、70年代から現在に至るモノクローム作品約50点が展示される写真展『DAZAI』が開催中。
同展は、森山大道最新写真集『Daido Moriyama: DAZAI』の刊行とともに、企画されたもの。森山の時を跨ぐモノクローム作品とともに、太宰の代表作『ヴィヨンの妻』が収録されている。
日本のみならず海外でも、今もなお、深い影響力を持つ太宰治。日本を代表する写真家である森山大道もまた、太宰文学に魅せられた一人であった。彼の青春期に多大な感応を与えた太宰へのオマージュとなる作品の数々は、見応え十分の内容である事は間違いない。
また、1月10日(土)15:00~16:00はサイン会も行われるので、是非とも足を運びたい。
【森山大道写真展『DAZAI』】
会期:2014年12月20日(土)~2015年2月23日(月)
時間:13:00~19:00[休:月曜(最終日除く)・火曜/12.29~1.6]
会場:AM
東京都渋谷区神宮前6-33-14・神宮ハイツ・301/302
TEL:03-5778-3913
【森山大道作品集『Daido Morimyama: DAZAI』】
マッチアンドカンパニー・MMMレーベル no.5
写真:森山大道/編集:本尾久子/デザイン:町口覚
太宰治『ヴィヨンの妻』収録・日本語版
予定価格:5,000円+税