「“意味”を持った服作りをしたい」というデザイナー丹羽俊介氏の想いを洋服にぶつけるような形で2005年にスタートした[mean(ミーン)]。
旅した時に目にした風景や、普段何気なく触れる自然から着想を得るというコレクションはとてもオーソドックスな佇まいだけど、どこか独特な“ユル”さを持ったワードローブ。まるで何年も着ていたかのように最初から肌に馴染んでくれる着心地も病み付きになる。
2013年春夏コレクションのテーマはオールドサーファー。1950〜70年代当時のカリフォルニアやハワイのローカルサーファーたちが着ていたサーフウェアをモチーフに、“リラックスして着れるもの”や“極力体への負担を軽減した服”という[ミーン]らしい要素を追加したもの。
ノーカラーのジャケットを始め、ロールアップしやすくなった袖口、生地の厚みを軽減したデザイン、さらに擦れによるストレスを無くすための切り替えなど細部までこだわり抜いた、いつも自然体でいられるナチュラルなワードローブが勢揃いする。
海の柔らかい陽光の中で撮影されたこちらのルックをみながら、来春の訪れを待ちたい。
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