今やここ日本でも様々な形で見かけるようになったロシアの民芸品、マトリョーシカ。そんなマトリョーシカの歴史や今の動向、そして作り方にまで迫ったロシア人による世界初のロシアの”マトリョーシカ大図鑑”、『ロシアのマトリョーシカ』が6月14日(金)にリリースされる。
史学者であるスヴェトラーナ・ゴロジャーニナが執筆した本書では、モスクワ、ニジェゴロド、キーロフの各州に分布する主だった工房を取り上げるほか、今では忘れられたマトリョーシカ絵付けの中心地の歴史にもフィーチャー。大部分の作品が紙上初公開のものであるほか、数多くの名作マトリョーシカがカラー写真でリアルに掲載されている。また、様々な技法を用いた現代マトリョーシカ作家による独特の作品群にも要注目。
マトリョーシカのまだ見ぬ魅力に会える珠玉の1冊。これまでの人生でマトリョーシカに触れたことが無いという方にも、書店で見かけた際にはぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。
【『ロシアのマトリョーシカ』】
6月14日(金)刊
著者:スヴェトラーナ・ゴロジャーニナ
価格:2,520円
A5 上製 208ページ
ISBN: 978-4-906700-83-7
発行:スペースシャワーネットワーク