アメリカを代表する人気画家だったマーク・ロスコ。彼が「自分の絵画空間」を手に入れたいという夢を実現させて完成させた「シーグラム壁画」が多数出品される展覧会が、千葉県佐倉市にある川村記念美術館にて開催されます。
「シーグラム壁画」とは、壁のように大きな横長の画面に、窓枠を思わせるかたちが配され、そこに深い赤茶色、オレンジと黒を基調に描かれた壁画で、古代の遺跡にも似たその圧倒的な存在感で人気を博す、ロスコを代表する作品です。
今回の展覧会では、50年以上にわたって散逸したままだった「シーグラム壁画」の半数となる15点が初めて一堂に会し、また他にも「シーグラム壁画」のための展示模型や関連作品、それ以前の大作、以降に制作された幻の連作など13点と、本邦初公開となるロスコの書簡などが合わせて紹介され、晩年のロスコ芸術の真髄に迫る内容だそうです。
このような機会は二度とないのではと思われます。
少しでも興味のある方は、絶対に足を運ぶべきですね。
会期
2009年2月21日(土)- 6月7日(日)
開館時間
午前9時30分 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料
一般:1500円
学生・65歳以上:1200円
小中学生・高校生:500円
休館日
月曜日(ただし5/4は開館)、5/7(木)
主催
川村記念美術館(DIC株式会社)
企画
川村記念美術館、テート・モダン
後援
千葉県、千葉県教育委員会、佐倉市、佐倉市教育委員会
協力
日本航空、ヤマトロジスティクス、Blackwall Green
協賛
日本写真印刷
[via:川村記念美術館]