今シーズン、クリエイティブ・ディレクターのJohn Galliano(ジョン・ガリアーノ)は、ポストデジタル時代におけるフィジカリティ(身体性)への願望に着目し、様々な分野のフォーマットを巧みに融合した新たなフォーマット”Cinema Inferno”を構築。
ゲストの前で繰り広げられる演劇と映画の世界が一体化したパフォーマンスを劇場内のカメラが捉え、そのライブ映像はステージ上のスクリーンに映し出されるほか、デジタルのオーディエンスに向けて同時配信。
ガリアーノによって創作されたオリジナルの物語は、イギリスの演劇カンパニーであるImitating the Dogとのコラボレーションによって誕生したものだ。
オートクチュールの文脈を通して語られる”Cinema Inferno”では、親、法律、教育、宗教、医療に見られる男性支配社会の権力の乱用を、「アーティザナル」のアトリエで開発された素材とカッティング技術を用いて探求。メンズのワードローブの定番であるパワーカットがフォーマルなネックウェアのジュネーブバンドを想起させ、クラシックなオートクチュールのシルエットは手術前の手洗いのシーンに呼応する。
早速以下より、コレクションの全貌をチェックしてみるべし。
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