いやー気付けば2011年もあと少しで終了。このコーナーで紹介したものだけでもどれくらいのお値段になるのかと考えると、大きなリグレットが胸を駆け巡りますが、かの高杉晋作が放った辞世の句「おもしろきこともなき世をおもしろく」を心の励みに今週もまた買い物をしてしまうのでありました…。
そんな訳で本日ご紹介する完全自腹のお買い物は、本日11月18日に晴れてリリースとなった坂本慎太郎、初のソロアルバム「幻とのつきあい方」。
私自身、実はそこまでゆらゆら帝国に心酔していた訳ではなく、某女子のように“千代さま”の髪型を真似たり、某先輩のように「部屋で1人の時にレコードを舐めまわすぐらい好き。」と真顔で言い放つことは無かったのですが、今回ばかりは余りの評判の良さに思わずポチリ。

往年のファンの方の夜討ちを恐れながらも、1リスナーとして感想を述べさせてもらえば“なんか良いよね”がたくさん詰まったアルバムでした。中毒性の高い強烈なリフや、ゆらゆら帝国ファンを大歓喜させるようなサイケで妖しい雰囲気は鳴りを潜めているのですが、気付けばアルバムが終わっていて、また再生ボタンを押してしまう。今日一日だけでも5回はそんな行動を繰り返してしまった次第です、えぇ。

とまぁ、私のつたない語彙力ではこの素晴らしさは微塵も伝わらないかと思いますので、その辺りは近日アップ予定の坂本氏本人へのインタビュー記事でたっぷりと。それでは皆様も良い買い物を！！

編集micky