2019年以来2度目のリリースとなる今回は、1942年の第2次世界大戦当時の物資統制による、衣料品における素材や金属などの部材簡素化によってディテールの変更を余儀なくされた『COWBOY JACKET』と『COWBOY PANTS』を復刻。
1930年代に誕生した『COWBOY JACKET』は、物資統制によってボタンはCOWBOY刻印から汎用月桂樹ボタンへと変更されており、ワークウェアを誇示するトリプルステッチはダブルステッチに。また、胸ポケットのフラップは縫製工程を軽減するため、丸みのある形状となり、さらに、バックルバックは廃止され、リベットとプリーツのみに省略されている。そして、Leeと言えば左綾だが、こちらは1944年まで採用された右綾仕様となっている。
同じく『COWBOY PANTS』も、トップボタンに汎用月桂樹ボタン、フライボタンは無刻印のものに変更。そしてコインポケットのリベット、バックポケットのステッチ及び補強布が省略され、本来、前ポケットと股部に使用されていた銅や真鍮のリベットに代わり、鉄製無着色のLee刻印が入った、通称”UFOリベット”に変更されている。
いずれも、この時期に生産されたアイテムだけに見られる、特異なディテールが大きな特徴だ。
販売は、全国のLeeの直営店および、Leeの公式オンラインショップにて既に実施中なので、気になった方は店頭にて実物のチェックを。
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