漫画で振り返るエルメスの軌跡。新版『エルメスの道』が3月10日に刊行

by Keita Miki

1997年に出版された竹宮惠子の漫画『エルメスの道』。同書にその後のストーリーを加えて1冊にまとめた新版『エルメスの道』が、3月10日(水)、中央公論新社より刊行される。

©2021 Keiko TAKEMIYA

HERMÈS(エルメス)の企画・発案のもと、今から24年前に発売された『エルメスの道』は、1837年に馬具工房として創業したHERMÈSの160年余りにも及ぶ歴史を詳細に物語る漫画として当時、大きな反響を呼んだ1冊。

それまでHERMÈSは社史を刊行しておらず、実質的にこの漫画が世界で初めて、HERMÈSの通史を伝える出版物となった。

そんな伝説的な1冊を基にした今回の新版では、満を持して竹宮惠子が再びペンをふるい、旧版の物語に続く直近20余年のHERMÈSの歩みについて、新たに63ページを描き下ろして追加。

コロナ禍の影響もあり、アシスタント無しで、作品の全てを竹宮自身の手で仕上げるという前例のないチャレンジに挑んだ壮大な意欲作を、くれぐれもお見逃しなく。

新版『エルメスの道』

2021年3月10日(水)全国書店および一部エルメスブティックで発売(※オンラインでも配信を予定)
竹宮惠子著 / 中央公論新社刊
ISBN:978-4-12-410655-8
A5 ソフトカバー装 / 288ページ
本体価格:1,600円 + 税

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