「ハーレムがハーレムと呼べた最後の時代」の記録。26年前のニューヨーク・ハーレムを現代に蘇らせた写真集

by Keita Miki

ニューヨーク在住のフォトグラファー、内藤カツの新作写真集『ONCE IN HARLEM』がアメリカのTBW BOOKSより発売された。

2011年、1980年代のNYの娼夫を撮影した写真集『WEST SIDE RENDEZVOUS』をWILD LIFE PRESSより刊行し、大きな話題を呼んだ内藤カツ。

本作では1990年代初めから中頃にかけて撮影したニューヨークのハーレムとそこに生きる人々の姿を、モノクロームで現代に甦らせている。

なお、日本ではNEPENTHES系列各店には販売を実施中。

NEPENTHESのウェブサイトでは内藤カツ本人もコメントを寄せた特設ページが公開中となっているので、こちらもあわせてチェックしてみて欲しい。

内藤曰く「今となっては面影すらなくなってしまったハーレムがハーレムと呼べた最後の時代」の貴重な記録をくれぐれもお見逃し無く。

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