デザイナー吉田雄二の手掛けるブランド[イン クラウディネス(in cloudiness)]の2012年秋冬コレクションが公開された。
2011年秋冬シーズンのデビュー以来、通算3回目となる今回のコレクションでは“lonesome traveler”というテーマを設定。1950年代のアメリカのtramp(放浪者)やhobo(鉄道を主とした渡り労働者)のスタイルに着目し、ジャケットの着崩し、従来とは異なったレイヤードといった独特の要素を巧みに取り入れたコーディネートを提案している。
具体的には洗いをかけたスリーピース、ロング丈のネルシャツ、ローゲージのニットカーディガンといったアイテムを着丈の長さや素材感を無視してレイヤードし、コートの上からベルトを締めるといったスタイリングが象徴的。カラーはブランドカラーでもあるグレーの濃淡をメインカラーとし、秋冬らしい少しフェード感のある暖色系チェックやインディゴ、ネイビー、ベージュを差し色として採用している。
また、アクセサリーライン『TOOLS PHILOSOPHY』も今シーズンより始動。3シーズン目を迎え、ますます円熟味を増してきたイン クラウディネスの新作コレクション。その店頭へのデリバリーを楽しみに待つとしよう。その他、アイテムの詳細に関しては以下の問い合わせ先より。