インスタントフィルムをはじめとするアナログフィルム写真の普及をテーマとして2010年12月、中目黒青葉台の地にオープンしたIMPOSSIBLE PROJECT SPACEが、更なる活動テリトリーの拡大のために、同スペースを一度クローズすることを発表。最後の展示として、巨匠・沢渡朔による写真展『沢渡 朔:雨』が3月1日(土)から3月23日(日)まで開催される。
今回の展示作品には、デジタル画像をインスタントフィルムに焼き付ける[IMPOSSIBLE(インポッシブル)]社製のデバイス『INSTANT LAB』を使用。iPhone上の画像をポラロイドフィルムに焼き付けることが出来るデバイスとして昨年Masteredで紹介し、話題となったことも記憶に新しい。
50年以上にわたり自らの美学を徹底してきた写真家・沢渡朔の最新シリーズ『雨』が、『INSTANT LAB』を通してアナログフィルムで表現されることにより、独特のニュアンスが誕生。どこかダークで退廃的な、非日常の世界に迷い込んだかのような独自の世界が写し出された。
なお3月7日(金)19時からは、一般入場も可能なレセプションパーティーも開催。この週末は、しばしのお別れとなるIMPOSSIBLE PROJECT SPACEで、アナログフィルムの魅力を再発見してみてはいかがだろうか。
【『沢渡 朔:雨』】
開催日時:2014年3月1日(土)~3月23日(日)
開催場所:IMPOSSIBLE PROJECT SPACE
東京都目黒区青葉台1-20-5 2F
TEL:03-5459-5093
tokyo@the-impossible-project.com
http://www.the-impossible-project.com/jp/