いわずと知れたロンドンの高級百貨店、「ハロッズ(Harrods)」のCEOマイケル・ウォード(Michael Ward)が、かねてから噂のあった中国(上海)進出について言及しました。
2010年5月にカタール政府系の投資ファンドによって推定約15億ポンドで買い取られて以降、様々な出店候補地を模索してきたと言われている同店。しかしこの度、Vogue.com UKの取材に対し同氏が語ったところによると、「世界中に様々な候補地があるが、なかでも最も可能性があるのは中国だ。」と、やはり中国への出店をかなり前向きに考えているようです。
今年ハロッズを訪れた中国人観光客の数は前年比125%を記録しており、なんとその数はアメリカ人観光客の約3倍。こういった数字も候補地選びに大きく関係しているんでしょうね。既に多くのブランドやデパートが参入を表明している中国市場だけに、今後も続報が気になるニュースとなりました。
[via: vogue.co.uk]