GYREのギャラリーがリニューアル。オープニング展は『デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国』

by Mastered編集部

原宿のGYRE内にあるギャラリー・EYE OF GYREが、 4月にGYRE GALLERYと名を改め、リニューアルオープンする。

GYRE GALLERYの空間を手掛けたのは、JTQの谷川じゅんじ。スイスを拠点に活動する建築家の古代裕一とhomas Hildebrand(トーマス・ヒルデブラント)が空間の設計を担当し、village®の長嶋りかこがロゴデザインをした。

今後は、GYREの総合プロデュースを手掛けるHiRAO INCの平尾香世子とインディペンデントキュレーターの飯田高誉が、展覧会のディレクションを行うそうだ。

オープニング展として行われるのは、『デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国』。この展覧会に際し、David Lynch(デヴィッド・リンチ)は以下のように言葉を寄せている。

「ペンティングと映画にあてはまる、従うべきルールがある。このルールは、とても親密なもので抽象的なものである。なおかつ、無限の可能性を秘めている。ときにこれらのルールは存在しないとさえも思わせるほどだ。しかし、確かに、ルールは存在する。それらのルールは本には書かれていないが、我々の精神と心の中に内在する。行動と決断の直前あるいは直後に、それらは直感を通してその存在を現す。これらのルールは、すべての表現媒体に適応する。それらに従えば、幸福がもたらされる」

原宿へ買い物がてら、ギャラリーへふらりと足を運んでみてはいかがだろうか。

デヴィッド・リンチ_精神的辺境の帝国

開催日:2019年4月19日(金)~6月23日(日)
開催会場:GYRE GALLERY/GYRE 3F
東京都渋谷区神宮前5-10-1
TEL:03-3498-6990
キュレーション:飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)
デザイン:長嶋りかこ(village®)
協力:David Lynch Studio/Kayne Griffin Corcoran/Anna Skarbek/SCAI/HiRAO INC