監督である神谷亮佑自らが編集を手がけた、こちらの劇場予告編。
以下より早速チェックし、6月21日(金)からの劇場公開を楽しみに待つとしよう。
2019年6月21日(金)よりシネマート新宿にて上映決定
製作:十三月
プロデューサー:カンパニー松尾
監督・撮影・主演:神谷亮佑
音楽:マヒトゥ・ザ・ピーポー
主演:GEZAN(マヒトゥ・ザ・ピーポー、イーグル・タカ、カルロス尾崎、石原ロスカル)、神谷亮佑
出演:青葉市子、テニスコーツ、原田郁子、THE NOVEMBERS 、行松陽介、UC EAST、imai、踊ってばかりの国、HIMO、呂布カルマ、やっほー 他
デザイン:マヒトゥ・ザ・ピーポー
cover photo:池野詩織
題字:STANG
2019年|日本|カラー|ビスタ|88 分|DCP|映倫審査前
配給・宣伝:SPACE SHOWER FILMS
©2019 十三月 / SPACE SHOWER FILMS
http://gezan-film.com/
自分たちなりのクラウドファンディング・BODY VUILDING projectで資金を集め、アメリカツアーとスティーブ・アルビニによるアルバムのレコーディングを敢行したGEZAN。彼らの盟友である映像作家”でるお”こと神谷亮佑はそこに帯同する。アメリカの地ではどこへ行っても彼らは歓迎を受け、表向きにはパンク・アンダーグラウンドシーンの世界的な連帯を感じさせた。しかし、そこには先祖の時代から大きく横たわっている根深い人種差別、拭い去れない憎しみが存在する事を彼らは知ることになる。遠い彼の地で受けた感覚と感情の変化を背負い帰国した彼らだが、その情動は消えるはずも無く、彼らに覆い被さるのだった……。そんな中、アメリカでの映像の編集に向き会っていた”でるお”は極限の状態にまで追い詰められ失踪する。そして、彼らが主催するイベント『全感覚祭』の開催はもう目前に迫っていた……。
人はどうして旅にでるのか?
出会いは時に、心地よかった生活を揺さぶる。輪郭を手にした悲しみや怒りはイデオロギーという枠組みを超えて直接、肉体を打つ。
それでも今日も扉を開け、裸足で飛び出していく。さよならの数に追いつかれないように、今日もはじめましてとまた会えたねを積み上げる。
一つ一つ丁寧に生きることしかできないんだ。そうやって旅を続けていく。
問いかけと答えでカバンにいっぱいにしながら。
マヒトゥ・ザ・ピーポー