世の中何事もギブアンドテイク。なにかいただいたらお返しをしなくてはいけないのが世の常。というわけで、いよいよ日曜日に迫ったホワイトデー。しかし、元々生い立ち自体に無理を感じさせるイベントだけに、贈るべきとされているものもキャンディだったりマシュマロだったりクッキーだったりと、チョコレートが絶対的なアイコンとして君臨するバレンタインデーと比べると、なんだかボンヤリした印象は拭えません。それだけに、毎年何をあげればいいのかお悩みの方も多いと思います。
そんな諸兄におすすめするのが、陶芸作品を中心に注目を集める新進アーティスト、横山玄太郎の『GENT CERAMICS』による陶器製ネックレス。
この横山玄太郎、日本生まれのアメリカ育ちで、トレードマークはスケートボードと『ヴァンズ(Vans)』のスリッポン。さらに現在は東京・門前仲町の地下にアトリエを構え、アメリカから輸入した土と釉薬を用いて日々作陶に励むという、なにかにつけてステレオタイプな陶芸家のイメージをはみ出す人物なんです。
「Melting Heart」と名付けられたこちらの作品は、アロマオイルや香水を数滴染みこませたコットンを中に忍ばせることで、お気に入りの香りを持ち歩けるというコンセプトのペンダント。ポップな造形とカラーリング、そして陶器ならではの質感と、なかなか他には無い独特の存在感も魅力です。
ひとつひとつ手作りされるこの「Melting Heart」は、作家本人のウェブサイトから購入が可能。あの子のハートもメロメロに溶けてしまうこと請け合いです。