日本では初の大規模開催となるFelipe Pantoneの個展だが、今回は幼少期からのストリートでの経験と学術的な知識を組み合わせるという独自のアプローチから誕生した大型可動作品8点を展示。
錯視の知覚心理学的なメカニズムを用いた”オプ・アート”の先駆者として知られるVictor Vasarely(ヴィクトル・ヴァザルリ)や、1950年代から60年代のキネティック・アートをルーツに持つCarlos Cruz-Diez(カルロス・クルス=ディエス)といった運動芸術家からインスピレーションを得た作品は、タイトル通り、いずれも鑑賞者が触れることができ、アレンジできるように制作されている。
デジタル時代における視覚情報の消費プロセスを考察・表現する同人物の世界観を、この機会に覗いてみて欲しい。
開催期間:2022年6月3日(金)~7月17日(日)
開催場所:GALLERY COMMON
東京都渋谷区神宮前5-39-6 B1F
TEL:03-6427-3827
http://www.gallerycommon.com