7月26日（月）までの開催となる本展では、円熟味を増した思考とアイデアの化学反応が織りなす前衛的な展示の数々を展開。

中でも注目は、中国・深圳にある、世界のありとあらゆる油絵の「贋作」を作る村として知られる大芬油画村（Dafen OilPainting Village）との取組みで、こちらでは、永戸鉄也が手掛けたデザインをはじめ、Evisen Skateboardsのスケートデッキになったグラフィックを村の住人たちが手作業でコピーして制作された油絵作品が会場にて展示・受注販売される。

完成した作品はオリジナルではなく、あくまでコピーだが、贋作村が生み出す無限に生産可能な1点モノは、同時に本物でもある。

その無感情な油絵、詰まるところ正当な価値とは何なのか？ その答えは会場で明らかとなる。

このほか、開催を記念して製作された両者のコラボグッズや、会場内に設置したスケートランプを用いたスケートボード x 蓄音機DJイベントなど、ユニークな催しが盛り沢山。

入場は無料となっているので、スケーターならずとも、ぜひ会場へと足を運んでみて欲しい。

蝦本床 -EVIHONDOKO-

開催日時：2021年7月16日（金）～7月26日（月） 11:00～20:00 ※入場は閉場時間の30分前まで ※最終日は18時閉場
開催場所：渋谷PARCO B1F GALLERY X
入場無料
https://art.parco.jp/galleryx/detail/?id=698