究極の手書き入力コンピュータ『enchantMOON』がお披露目に。初回ロット完売で増産決定。

by Mastered編集部

株式会社ユビキタスエンターテインメントのenchantMOON 39,800円

株式会社ユビキタスエンターテインメントのenchantMOON
39,800円

昨日、五反田のゲンロンカフェにて行われた『enchantMOON Night』。発売前から既に「究極の手書き入力タブレットコンピュータ」とも名高い、株式会社ユビキタスエンターテインメントによる『enchantMOON(エンチャントムーン)』が満を持してのお披露目となった。

去る4月23日正午から受付開始された第1ロットの予約注文分は、メーカーの予想を上回る反響によりサーバーダウンを引き起こしつつ一時間で完売。現在は6月中旬からデリバリー予定の第2ロットの予約受付を行っている。シリアルナンバーは引き続きレーザー刻印される。
近日中には、『enchantMOON』のアプリケーション開発者向けにイベントも開催とのこと。

これまでに数多くリリースされたどのタブレットコンピュータとも一線を画し、“紙とペンで書く”感覚にこだわり抜いた逸品。シックなブラックとシルバーのコンビと、持ち歩きに便利なハンドルで、外出時にも活躍しそうだ。ガジェット好きのMastered読者諸兄は是非チェックしてみてほしい。

【enchantMOON】
CPU:AllWinner A10 1.2GHz
OS:MOONPhase 
ディスプレイ:8インチXGA(1024×768)フルカラーディスプレイ
入力方式:静電容量タッチパネル+アクティブ式デジタイザーペン
入力解像度:815ppi
ヒープメモリ:1.0GB DDR3
ストレージ:16GB
通信方式:Wi-Fi (802.11b/g/n)
カメラ:前方フロントカメラ及びセルフカメラ
重量:699g
バッテリー:5000mAh/3.7V
付属品:ACアダプタ, 専用USBケーブル, 専用デジタイザーペン
価格:39,800円(税込、送料別)
http://enchantmoon.com/

■製品の特徴
本製品に内蔵されたMOONPhaseは、Android 4.0をベースとして開発された画期的なユーザー体験を実現するための専用設計のOSです。手書き文字認識をベースに構築され、ペンは書く操作だけに集中でき、指はその他の操作に集中するという使い分けが大きな特徴になっています。
・ピクセル限界を超えるデジタイザー性能
書くことにフォーカスして設計されており、同様のCPU比で5倍(当社比)の精度で指先の細かな動きまで再現することを可能にしました。また、アクティブ方式の専用デジタイザーペンの採用により、液晶解像度(163ppi)の約5倍となる815ppiを実現し、非常に高精度な手書き認識および手書きデータの取得を行っております。
・手書きノート検索機能
ユーザが手書きした文字は、自動的に文字認識され、指で囲むことで様々な操作が可能です。手書き文字を自動的に文字認識し、あとから検索することができます。手書きのニュアンスを持たせたまま、情報処理ツールとしての機能を実現できます。
・Web検索と切り取り機能
手書き文字からWebページを検索することが可能です。また、閲覧したWebページの好きな部分をペンで切り取り、Webシールとしてノートに貼り付けることができます。切り取ったWebシールは、そのままハイパーリンクボタンとなり、いつでも切り取り元のページにジャンプできます。
・撮影機能
指で任意の部分を囲み、境界内部に「カメラ」または「camera」と書くことでカメラが起動し、そのまま撮影できます。撮影した写真はシールとして使用することが出来ます。
・シール機能
自分で書いた文字やイラストをシールにしたり、ネット上から様々なシールアプリをダウンロードして機能追加が可能。EvernoteやFacebook、Twitterなどと連携するシールが当初から提供される予定です。また、開発者は自由にJavaScript言語を用いてシールアプリを開発し、本製品に独自の機能を追加することが可能です。
・ハイパーテキスト機能
ユーザは手書きしたページにハイパーリンクを設置することができ、設置されたハイパーリンクによってページ間をWebのように相互に接続することが可能です。作成したハイパーリンクを含むページ群はリンク構造を保ったままアップロードし、Webページとして公開することができます。
・ビジュアルプログラミング機能
小学生でも使える簡単なプログラミング言語「MOONBlock(ムーンブロック)」を内蔵し、本製品のカスタマイズを行ったり、ゲーム開発を学んだりすることが可能です。
・enchant.js / JavaScriptによる高度なカスタマイズ
PCでさらに高度なカスタマイズ機能を開発することが可能で、Facebook、Twitter、EvernoteなどのWebサービスとの連動や、文字認識、筆圧感知などを組み合わせた独自性の高いアプリケーションをユーザが開発し、カスタマイズしていくことが可能です。

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