アーティスト、文筆家、イラストレーターなど、ひとつの肩書きでは捉えることのできない非凡な才能を持つドラァグクイーン、ヴィヴィアン佐藤によるエキシビジョン『DIE PERSPEKTIVE ALS‘SYMBOLISCHE FORM’<象徴形式>としての遠近法』が8月30日(木)より、パスザバトン表参道(PASS THE BATON OMOTESANDO)にて開催される。
今回の展示では、イコノロジー研究の大家E. パノフスキーの著作「象徴形式の遠近法」を元に、回転する独自の解釈の機織り機を制作。1 個の太陽歯車を中心に3 個の遊星歯車が自転しながら公転していき、それぞれの歯車には折りつけが配され、異なる時代の絵画の遠近法が象徴的に展開される。これは、パスザバトンのコンセプトである「NEW RECYCLE‐既にあるものに新たな価値を加えて、新しい命を吹き込む-」をヴィヴィアン佐藤流のアプローチで解釈したのだという。
ドラァグクイーンの商売道具とも言える「ウィッグ」を自らの手で生み出し、纏い、気づけば400 をも超えるコレクションになっていたという、彼女の分身とも言える「ウィッグ」をいまだかつてない方法でアップサイクルし展示販売するというこの一大エキシビジョンに、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。
【VIVIENNE SATO solo exhibition】
『DIE PERSPEKTIVE ALS‘SYMBOLISCHE FORM’<象徴形式>としての遠近法』
期間:8 月30 日(木)〜 9 月23 日(日)
場所:PASS THE BATON OMOTESANDO
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F MAP
Tel:03-6447-0707
営業時間:11:00〜21:00(日曜・祝日は20:00まで)
http://www.pass-the-baton.com/