また訃報が届きました…。監督・脚本・主演した『イージー・ライダー』のヒット後に、酒・麻薬で「地獄」へ陥落。1986年デヴィッド・リンチ監督の『ブルーベルベット』にて完全復活を遂げ、それからは存在感のある俳優として活躍し続けたデニス・ホッパー(Dennis Hopper)が5月29日、前立腺ガンのためロサンゼルスの自宅で74年の生涯に幕を閉じました。
デニス・ホッパーと言えば、映画での怪演だけでなく、コム・デ・ギャルソンのショーにモデルとして登場したり、ツムラバスクリンのCMで「アヒルちゃん」の名ゼリフを披露し、日本にも多くのファンが存在。
また、アートや写真への造詣が深く名作コレクターとしても有名、さらに自身も画家・写真家・彫刻家として各国でエキシビジョンを開催するなど多彩な才能を誇った素晴らしい人物でした。
74歳までに5人の妻をめとり、2人の息子をもうけ、人生を謳歌出来たのでしょうが、やはり名優が世を去るのは残念。心よりご冥福をお祈りいたします。
Requiescat in Pace
[via:SLAMXHYPE]