デビュー以来、Clusterがその動向を執拗に追い回しているニューヨーク発の注目ブランド『バークマン ブラザーズ(Burkman Brothers)』。アメリカ版のGQ誌とCFDA(米国ファッション協議会)とが主催するGQ/CFDA awardsの「Best New Designer in America」にもノミネートされ、惜しくも戴冠こそ逃したものの、その評価はシーズンを重ねるごとに確かなものになっています。
そんな注目ブランドの日本国内におけるPRを担当するジェットン ショールームが、2010/11秋冬コレクションの関係者向け内覧会を開催していたので、早速潜入レポートをお届けしたいと思います。
毎シーズン、デザイナーが旅行で訪れた土地から受けたインスピレーションを元にしたコレクションを展開するバークマン ブラザーズですが、来期のテーマに選んだのはヒマラヤのリゾート地、シムラー(Shimla)。
元々イギリスの統治下にあったインド帝国時代に避暑地として賑わい、今もなお当時のエキゾチックな情緒を色濃く残しているというこの街のイメージを、ドビー織などのファブリックやディテールに落とし込んだ、意欲的な内容となっています。
そんななかから、当編集部が気になったアイテムをいくつか簡単にご紹介しちゃいます。ちょっと気は早いですが、来るべき秋冬シーズンに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。