パリを拠点にファッションブランド、音楽レーベルを軸として多方面な活躍を見せる『キツネ(Kitsuné)』。不定期でリリースされるレーベルのコンピレーションはどれも大ヒット、さらにフロントマンであるジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)氏とマサヤ・クロキ(Masaya Kuroki)氏は、DJとしても世界各地のパーティやフェスから引っ張りだこと、ダフトパンク(Daft Punk)以降のフレンチハウス・エレクトロシーンを牽引する中心的存在です。
そんな彼らが、近年音楽と同じぐらい注力しているのが、クロージングレーベルの展開。「タイムレス」をコンセプトに展開されるクリーンなコレクションは、バーグドルフ グッドマン(Bergdorf Goodman)やコレット(colette)、ディエチ コルソ コモ(10 corso Como)など世界の名だたるショップで取り扱われ、ここ日本でも着々とファンを増やし続けています。
そして今回、いままでミラノやロンドン、そしてパリで行われてきた、彼らの「今」と「これから」を表現するポップアップショップが、いよいよ東京に上陸。「BOUTIQUE KITSUNÉ TOKYO」として、表参道のランドマーク的存在「モントーク(montoak)」を舞台に、2月11日(木)〜3月7日(日)の期間限定で開催されます。
気になる内容の方はというと、メンズとレディースの2010SSコレクションはもちろんのこと、「キツネが見た日本」と題して、日本の技術と彼らのセンスを融合させたスペシャルアイテムを限定生産。通常コレクションでもアイテムごとに最適な生産地を選び、工場や職人のフィロソフィーに拘りながらモノづくりを進めているキツネですが、今回は日本にフォーカスし、ムーンスターの福岡工場で生産されるスニーカーや、岡山は倉敷産のトートバッグなどが展開されます。
またその他にも、このポップアップショップでしか買うことのできないアイテムが多数ラインナップされるそう。今からオープンが待ち遠しいですね。
なお、2月26日(金)にはマサヤ&ジルダをメインアクトとしたイベントを、渋谷WOMBにて開催。こちらも音楽好きは見逃せません。