[BEDWIN & THE HEARTBREAKERS]の2016年春夏コレクションがデリバリー開始。

by Mastered編集部

[BEDWIN & THE HEARTBREAKERS(ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ)]の2016年春夏コレクションのデリバリーが本日、1月22日(金)よりスタートした。

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[BEDWIN & THE HEARTBREAKERS(ベドウィン & ザ ハートブレイカーズ)]の2016年春夏コレクションのデリバリーが本日、1月22日(金)よりスタートした。

シーズンテーマは”LESS THAN ZERO”。

LAのスタイルというと何を浮かべるか?緩いプレッピーで街をうろつくか、通りを今も占領して歩くバギーなチョロ達、ビーチではサーファーがサンダルで歩き、ラブレアをブランドで固めたアジアのツーリストが群れる。少しワイド目なボキシーなシルエットのシャツに、膝丈近くのショーツ。大振りなサングラスで表情を隠し、車を流す。

誰もが能天気なスタイルを思い浮かべたウェストコーストの明るいイメージを退廃的なものへと変えたのがブレット・イーストン・エリスが書いた小説「レス・ザン・ゼロ」だった。昼間のサンセットを夜のダウンタウンを徘徊する地元アンジェリーノのキッズ達が着るのが元は鮮やかだった色が陽の日差しでどこか褪せた仕立ての良いチノやデニム、すり減ってきたオックスフォード。

MTV世代のバイブルと呼ばれた本の登場人物そのままに、どこか大振りでクリーンなカリフォルニアスタイルに影を持たせた、そんな服を今季は身にまとう。

ビーチに似合う服でありながら、そのまま夜の遊び場でも着れる服。それは普段の着慣れたカリフォルニアのカレッジウェアや、スポーツウェアが色褪せ、微妙に捻れたもの。昔に“Everything is Less Than Zero ”と歌ったコステロと同じように、シンプルなものなら何でも同じ、何も大して変わらないという今、何が違いを生むのか、0以上を表現する。

by BEDWIN & THE HEARTBREAKERS