[American Apparel(アメリカンアパレル)]が先日発表した広告ビジュアル『Meet Maks.』が世界中で話題を呼んでいる。
今回、広告に起用されたのは2010年から[American Apparel]のマーチャンダイザーとして活躍しているマックス。彼女はバングラデシュの首都、ダッカの出身であり、幼い頃に厳格なイスラム教徒の両親と共にモスクに通ったことは、今でも鮮明に覚えているそうだ。そんな生い立ちを持つ彼女が、バングラデシュの劣悪な労働環境や製造業に携わる小売業者の責任問題を訴えることを目的としたこの広告キャンペーンのために、文字通り”一肌脱いだ”ことに、ELLE、the Huffington Post、the Dailymailなど世界中のメディアが反応し、大きく報道。宗教問題までをも巻き込み、現在進行形で大きな論争を巻き起こしている。
なお、この広告に関する更なる詳細に関しては、EYESCREAMブロガーであるAvery Alanの先日のブログを参照のこと。ちなみに、この広告でマックスが着ているハイウエストジーンズは、ロサンゼルスのダウンタウンにある[American Apparel]の工場で、正当な賃金が約束され、福利厚生が整った環境で働いている23人のアメリカ人によって作られたそうだ。
【お問い合わせ先】
American Apparel Japan
TEL:03-6418-5405