ジョン・レノンやアンディ・ウォーホルが惚れ込んだという伝説の映画『エル・トポ』を1970年に発表。以降、カルト映画の巨匠として知られ、昨年には23年ぶりの監督作『リアリティのダンス』を公開したアレハンドロ・ホドロフスキーが、ベルリン国際映画祭初日に新作『エンドレス・ポエトリー』の製作発表を行った。
同作はホドロフスキーの自叙伝『リアリティのダンス』を原作としており、EYESCREAM.JPの正月の映画特集でも紹介した映画『リアリティのダンス』では、チリの田舎町トコピージャを舞台に少年時代を描いていたが、その続編とも言える今作では首都サンティアゴを舞台に、青年時代のホドロフスキーと当時のアバンギャルドな詩人、アーティスト、パフォーマー、ミュージシャンなどとの交流を、現実とフィクションを織り交ぜたマジック・リアリズムの手法と構成で描く。
チリ、日本、フランスの共同製作で、日本からは『リアリティのダンス』を配給したアップリンクが参加。撮影は7月からサンティアゴで行い、2016年2月に完成予定となっている。
また、2月15日(日)に監督自身がインターネットを通じ、ライブで製作発表を全世界に向けて発信。同時に製作資金の一部をキックスターターで募る。
公開が待ちきれないが、まずは一体どんな作品になるのかを製作発表のライブ配信で確かめてみるとしよう。
■YouTube LIVE:http://www.poesiasinfin.com/
期日:2月15日(日) 23時(日本時間)
【お問い合わせ先】
アップリンク
TEL:03-6821-6821