二階堂明弘と一品更屋による合同展『境界線』が、南青山 ギャルリーワッツにて本日より開催です。

by Mastered編集部

当サイトイチオシ若手陶芸家のひとりである益子の二階堂明弘と、店主の見立てにあった優れた工芸品を一点ずつ紹介・販売する侘び数奇サイト「一品更屋」によるジョイント展『境界線』が、本日より南青山のギャルリーワッツにて開催されています。

昨年新宿伊勢丹にて開催された「へうげもの」の関連イベント『ISETOYAN』においても、情熱大陸効果という追い風が吹く青木良太を抑え、堂々トップの売上を叩きだした二階堂。彼の大地を感じさせる力強さと、丁寧な手作業による繊細さが同居した作品の数々は、老若男女を問わず魅了しているようです。

そんな二階堂が、これまた一筋縄ではいかない相手である一品更屋とともに「いいもの」というキーワードの元、お互いの個性がぶつかり合いながらも、この合同展のタイトルである『境界線』が存在しないボーダレスな空間を構築。既成の形にとらわれず伝統を今に伝える両者ならではの、非常に「らしい」提案です。是非体感してみてください。

 
【境界線〜二階堂明弘と、一品更屋の見立て】
会期:2010年1月19日(火)〜26日(火)
会場:南青山 ギャルリーワッツ
   東京都港区南青山5-4-44 ラポール南青山#103 MAP
   東京メトロ表参道駅 B3出口下車 
   南青山会館前の赤レンガのマンション内
営業時間:12:00〜19:00 ※最終日のみ17:00閉廊

二階堂らしい豊かな表情のうつわ達。

両者のコラボレートにより誕生した
野点(のだて)セット。

モダンなフォルムと土の質感が
マッチした花器。

カップ類は今回も充実。
普段使いに最適です。

繊細なラインを描く新作の椀。

二階堂明弘氏。
しばらく東京に滞在するようです。