あるときは人気コミック『へうげもの(山田芳裕著)』のスピンオフ企画より誕生した若手陶芸家ユニット「へうげ十作」の中心として、またあるときは作家同士の交流イベント「陶ISM」の発起人として。とにかく日々多忙を極める注目の人気若手陶芸家、二階堂明弘による新たな個展『越境者達』が、東京・麻布十番ギャラリーにて昨日5月26日より開催されています。
二階堂の個展といえば、自身の豊かな企画力に基づくさまざまな異業種コラボレートが定番。
その相手との「境界線」を無くすことを今年の1月に試みた二階堂ですが、今回はその境界線を飛び越え、漫画家や画家、イラストレーターをフィーチャーし「二次元と三次元の融合」にトライ。二階堂のうつわをそれぞれが描き、そのうつわが共に展示されるという、今までにない形の意欲的な内容となっています。
しかもコラボレート相手として、『へうげもの』の山田芳裕やモーニング2で『COPPERS』を連載中のオノ・ナツメが登場するなど、マンガ愛好家にとっても見逃せない今回の展示。
会期は5月31日(月)まで。極めてモダンなギャラリーでまた異なる魅力を放つ二階堂作品に、是非触れてみてください。
【二階堂明弘 陶芸展『越境者達』】
会期:2010年5月26日(水)〜 5月31日(月)※会期中無休
会場:東京・麻布十番ギャラリー
東京都港区麻布十番1-7-2 エスポアール麻布102 MAP
東京メトロ南北線 麻布十番駅下車 4番出口
都営大江戸線 麻布十番駅下車 7番出口
営業時間:11:00〜19:00 最終日17:00閉廊
作家在廊予定日:5月29日(土)・5月30日(日)・5月31日(月)
協賛作家:山田芳裕(漫画家) オノ・ナツメ(漫画家)
ミヤマアキラ(画家) 一枡香欧(イラストレーター)