日本上陸も果たし、アメリカ以外では好調な『アバクロンビー&フィッチ(Abercrombie & Fitch)』。しかし、本国アメリカでは昨年12月に異例の大幅値下げを敢行したにも関わらず、既存店の売上高は前年同月比で 19%も減少するなど、業績不振に苦しんでいる模様。
そんな状況なのに、CEOであるマイク・ジェフリーズ(Mike Jeffries)が社のプライベートジェットを使った個人旅行で、2008年の1年間に110万ドル(約1億230万円)も使ったと騒ぎになっているようです。
そして、まだ2009年の使用分は明らかにされていないようですが、社は彼に対し個人旅行に使える制限を20万ドル(約1860万円)に設定する変わりに、400万ドル(約3億7200万円)の一時金を支払うことに同意。彼の契約は2014年までなので、結局は無尽蔵にプライベートジェットを個人使用できそうな雰囲気…。
アメリカの自動車会社ビッグスリーの幹部が経営危機にも関わらず、プライベートジェットを使い避難を浴びた過去なんか、どこ吹く風。業績が好調ならまだしも、最高責任者がこんな姿勢ではあのブランド同様 行く末が危ぶまれますね。
[via:the Cut]