その気になるアイテムとは、フーデッドのプルオーバータイプで完全防水仕様に仕立てられたブルゾン。インナーにはメッシュ素材を使用し、彼らしいディテールを盛り込みながら、さらにライン名にもなったトリコールカラーをポイントとして要所に使っているようです。
そしてこのラインでは、トムが「このグループでは、私のコレクションで見られるようなテイラリング技術が組み込まれた実用性の高い機能的なアウターを展開するつもりです」と答えたように、悪天候時にも機能するようなハイスペックのアウター類を展開していくんだとか。
一方、こちらでは紹介されていませんが、もう一方のラインは仮で『クラシック(classic)』というネーミングが付けられ、彼のシグネチャーであるウールのグレースーツ、オックスフォードのシャツ、カーキのパンツなどをラインナップさせるそう。
さて、今回公開されたブルゾンも含め、2つのラインについての正式な価格設定はされていないようですが、どちらもトムのコレクションよりは30〜40%は抑えられる模様。
雰囲気的にはセカンドライン的な扱いになるとは思いますが、トム本人のデザインなどに対する関わり方や生産背景などは気になるところですね。
トムの意匠を手に入れるチャンスが増えるのはファンとしては大変ありがたいことですが、マーケットの拡大ばかりが先行し、本来の魅力が薄れてしまわないことを祈りたいです。
[via:MEN.STYLE.COM]