2011年秋冬コレクションでデビューを果たす注目のニューカマー『キューブリック』

by Mastered編集部

top代官山の人気ショップ「エリミネイター」でバイヤーを務める野澤圭介氏が、個人的なレーベルである『キューブリック(KUBRICK)』を始動。2011年秋冬シーズンにデビューを飾る。

ブランドコンセプトは、「バウハウスのデザイン理念に基づいた、モダンかつデイリーな洋服作り」。ストイックな部分と、90年代ストリート的空気感を持たせたサイジングで、上品な東京的ミックススタイルを提案する。

デビューコレクションとなる2011年秋冬シーズンは、決して型数こそ多くないものの、「もしバウハウスがこの世に現存していたとしたら、ミリタリーウエアはどういう進化を遂げていたか?」というテーマの元、アウターからボトムまでラインナップ。
バウハウスのデザイン基盤とされていたマル、サンカク、シカクをかたどったワッペンを配した、学友である『ブラックミーンズ(Black Means)』の制作によるレザーライダースや、ナチス政権の影響で閉校に追い込まれ、その後アメリカに亡命して運動を伝え続けたバウハウスの歴史になぞらえて制作された、米軍のアーミージャケットをモチーフにした3レイヤーのナイロンジャケットなど、野澤氏らしいこだわりが随所に盛り込まれた意欲的な内容となっている。

なお、バイヤー・業界関係者向けの展示会は、下記の日程で開催。リアリティ溢れるキューブリックのコレクションが、いまだ自粛ムードの日本市場にどのような影響を与えるか、注目が集まる。

KUBRICK 2011 AUTUMN&WINTER EXHIBITION
期間:4月19日(火)・4月20日(水)
時間:10:00 〜 20:00
   ※要アポイントメント
場所:TOKYO FAMILY RESTAURANT
   東京都渋谷区東1-3-1 カミニート20 (2F)
   http://www.plrm.jp/access.html


ブラックミーンズが制作を手がけた
レザーのライダース。

アメリカのアーミーパーカが
モチーフの3レイヤージャケット。

ミリタリーのトレーニング用スウェット
をニットで再現した一枚。
配色はモダンアートを意識。


ドイツ軍のものに着想を得た
クロップド丈のアーミーパンツ。
本来ワークウェアに用いられる
ダック地を用いているのもポイント。

腕章を彷彿とさせる切り替えを
左袖に施したボタンダウンシャツ。

シャツを自ら着用する
デザイナーの野澤圭介氏。

キューブリック

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