『SHAME -シェイム-』などの作品で知られるスティーヴ・マックィーンが監督を務めた本作品では、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ブラッド・ピットらハリウッドを代表する超豪華スターが出演を熱望。1841年、南北戦争によって奴隷制度が廃止される前のニューヨークを舞台とした珠玉のヒューマンドラマは、現在進行形で世界中の映画ファンを唸らせているだけに、日本でも大きな話題となる事だろう。
先日発表された第71回ゴールデン・グローブでも作品賞を含む、最多7部門にてノミネートされており、来るアカデミー賞の大本命となることは間違い無し。今から公開を楽しみにしておくとしよう。
【『それでも夜は明ける』】
2014年3月7日(金)TOHOシネマズ みゆき座他 全国ロードショー
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監督:スティーヴ・マックィーン
出演:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、
ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ポール・ジアマッティ、
ルピタ・ニョンゴ、ブラッド・ピット、アルフレ・ウッダード 他
配給:ギャガ
■あらすじ
1841年、南北戦争によって奴隷制度が廃止される前のニューヨーク。黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、愛する家族とともに幸せな生活を送っていた。だがある日、ふたりの白人の裏切りにより、彼は拉致され、“奴隷”としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。そこでソロモンを待っていたのは、狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちによる容赦ない差別と暴力だった。虐げられながらも、決して“尊厳”を失わないことを心に誓うソロモンだが、そのまま12年の月日が流れていく。そんな中、奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)との出会いが、ソロモンの運命を大きく変えていくが―。