現在は益子を活動の拠点にする陶芸家、田村一。当サイトでもおなじみの人気コミック「へうげもの(山田芳裕著)」より派生した若手陶芸家ユニット、へうげ十作でも中心的存在としても活躍する人気作家です。
そんな田村一の約半年ぶりとなる東京での個展『オドルポット』が、代官山の「無垢里」にて9月15日まで開催中。現在の集大成ともいうべき圧倒的な作品量で、展示タイトルにもなっているポットはもちろん、さまざまなサイズ・形のうつわが勢揃いしています。
また今回はベージュの釉薬を用いた新作も用意。優しい色合いとしっとり馴染む手触りで、物欲を刺激されること請け合いです。
そして11日(土)と12日(日)には、小岩里佳と三原寛子による料理ユニット「南風食堂」による料理を田村作品でいただくことができるカフェも開催。秋物探索の合間に、一息付いてみてはいかがでしょうか。
なお、14日以外は作家も在廊しているそうなので、是非直接話を聞いてみてください。音楽誌の編集者であったという異色の経歴もあり、楽しい話が聞けるはずですよ。
田村一個展『オドルポット』
会期:9月10日(金)〜 9月15日(水)※会期中無休
会場:代官山・無垢里
東京都渋谷区猿楽町20-4 →MAP
03-5458-6991
営業時間:11:00〜19:00