言わずと知れたビートルズ(The Beatles)の中心メンバーとして活躍し、1970年のグループ解散後もソロ活動を通じて世界中の音楽ファンを熱狂させた世紀のロックスター、ジョン・レノン(John Lennon)。
オアシス(OASIS)やレディオヘッド(Radiohead)をはじめとした、現代のミュージシャン達にも多大なる影響を与えた彼がマーク・チャップマン(Mark Chapman)の凶弾に倒れてこの世を去って以来、今年で丸30年が経ちました。
そこでこのたび、そんな彼の生誕70周年&没後30周年を記念して、公式ヴィジュアルブック「ジョン・レノン写真集 In His Life」がブルース・インターアクションズより発売。本日はその濃密極まりない内容を少しだけご紹介したいと思います。
ビートルズの熱烈なファンであると同時に、作家、音楽史家としても著名なジョン・ブラニー(John Blaney)が執筆を手掛けた本書。
約270ページにも及ぶ圧倒的なボリュームもさることながら、両親の離婚を目前に寂しげな表情をみせる6歳のジョンの姿から、1974年に入国管理局の前でマスコミに囲まれる姿まで、まさに彼の“全人生”が包括された膨大な写真の数々はファンならずとも必見です。
また、ジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコ氏が直々に綴った序文にも要注目。
帯にも記載された「ページをめくって、ジョンが生きた年月を彼と共に辿っていってください」(序文より抜粋)というその言葉が何よりも説得力のある推薦文と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、実際にどんな写真が掲載されているのか気になる…というのがユーザーとしては本音のところですよね。本当は書店に行って、クオリティの高さを実際にその目で確認して欲しいところなのですが、「とにかく、時間が無い!」というワーカーホリックな読者のため、今回は特別に掲載写真3枚を公開!Clusterならではのファッションチェックと共にお楽しみください。
なお、こちらは5000部のみの完全限定生産となっていますので、欲しい方は急いで注文を。
まずはビートルズ時代の1枚。マッシュルームカットに細身のスーツという彼らの代名詞的なスタイルよりもカジュアルな姿が印象的です。
こちらはビートルズの5thアルバム「HELP!」のジャケットを撮影中のジョン・レノンとリンゴ・スター。ブラックのワークキャップとヘアースタイルのバランスが絶妙ですね。
最後はジョン・レノンとオノ・ヨーコ氏の結婚直後の1枚を。ホワイトを基調としたダブルのジャケットをコーデュロイパンツに合わせてさらりと着こなしてしまうところがロックスターたる所以でしょうか。ヨーコ氏のキュートなコーディネートもさすが。