フランス・パリの老舗セレクトショップ「レクレルール(L’ECLAIREUR)」の東京店として2006年にオープンし、昨年いっぱいでその歴史に幕を閉じたレクレルール トウキョウ(L’ECLAIREUR TOKYO)。その跡地に新しいコンセプトのセレクトショップ、「ヴァルヴィート エイティーワン(valveat 81)」が8月28日(土)にオープンします。
表参道から緩やかなスロープを上りまず目に飛び込んでくるのは、ボタニカルデザイナー東信氏による独創的な表情の中庭。そして明るく開放的な店内に一歩足を踏み入れれば、『バルマン(BALMAIN)』や『アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)』、『ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)』といったハイエンドなインポートブランドを中心に国内外から選りすぐられたアイテムが並ぶ他、『イソップ(Aesop)』のスキンケアアイテムや『ドットール・ヴラニエス(Dr. Vranjes)』のルームフレグランスなど、生活雑貨もラインナップされます。
またウィメンズでは、女優りょうとコラボレートしたコレクションも展開。しかも使われる生地はすべて、ストールでおなじみの伊『ファリエロ・サルティ(Faliero Sarti)』のものということで、これまた注目を集めそうです。
さらに1階にはインスタレーションスペース、2階にはギャラリースペースを併設。まず1階では、当サイトでも繰り返しご紹介している新世代陶芸家・青木良太の個展「王様の部屋」を9月15日(水)まで開催。ゴールドやプラチナなどを釉薬に用いた、ラグジュアリーなうつわたちによるなんとも豪華な展示です。なかでも陶器製のワイングラス(!)によるタワーは必見!
また、期間中には『ポーター(PORTER)』と青木良太のコラボレートによる、「フリ出し」ケース(10,290円)の受注も実施。この「フリ出し」、元々は金平糖を入れるための茶道具である「振り出し」を、フリスクケースとして現代に提案している青木良太の定番作品。そのケースをあのポーターが手がけたという、ちょっと珍しいコラボレートによるアイテムなのです。
そして同時に2階のギャラリーでは、シンガポール出身の写真家レスリー・キーによる写真展もスタートするという、なんとも豪華なラインナップ。ファッションだけでなく様々な感性を刺激してくれる、盛りだくさんかつ魅力的な空間です。
なお、店名は「扉」を意味するラテン語である「valve」に日本の国番号「81」を組み合わせた造語で、「日本て?の扉を開け放つ」という願いを込めて付けられたもの。今後の展開が非常に楽しみなショップの誕生です。
〒107-0062 東京都港区南青山4-21-26 MAP
Tel:03-6406-0252
営業時間:12:00〜20:00 不定休
http://www.valveat81.com/