『メゾン・マルタン・マルジェラ(Maison Martin Margiela)』のEC事業への参入に加え、遂にあの『コム・デ・ギャルソン(Comme des Garcons)』もオフィシャルサイトをオープンと、今やどんなブランドにとっても無視できないほど大きな存在となったインターネット。
そんなWeb2.0ならぬ、“Fashion2.0”時代を生き抜くため、“一番上手くウェブを使いこなせているのはどのブランドか”という興味深いテーマにフィーチャーした「デジタルIQランキング 2010」が発表されました。
2009年より、ニューヨークを拠点に活動しているシンクタンク“LuxuryLab”が公開しているこちらのランキング。本年度は総計72ものラグジュアリーブランドが対象となっており、昨年同様、オフィシャルサイトへのアクセス、デジタルマーケティング、ソーシャルネットワークとモバイルの活用など様々な観点を加味した独自のポイント制によって格付けが行われています。
そんな中で前回の覇者『ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)』を抑え、栄えある第1位に輝いたのは『コーチ(Coach)』。この他、『ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)』、『ルイ・ヴィトン』、『グッチ(Gucci)』、『ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)』、『バーバリー (Burberry)』、『ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)』の計7ブランドが最高ランクの“Genius”を獲得しています。
日本のブランドが1つもランクインしていないのは残念ですが、いつもとは違った目線でラグジュアリーブランドを見ることが出来る良い機会かと思いますので、気になった方は各々のオフィシャルサイトを眺めながらチェックしてみてください。
・Digital IQ Index of Luxury Brands
http://www.l2thinktank.com/luxury2010digitaliq/luxury2010digitaliq.pdf
[via : BOF]