先日、行われたフジロックフェスティバル ’10でも圧巻のパフォーマンスを披露し、その存在感を改めて示したLCDサウンドシステム(LCD Soundsystem)のフロントマン、ジェームズ・マーフィー(James Murphy)が新作の製作をアナウンスしました。
今回、イギリスの音楽メディア「The Quietus」のインタビューに対して彼が語った内容は次の通り。
「メンバーの誰もがそれぞれに自分の生活を持っているから、いっしょにやっていくのはとても困難なことだ。だけど、それでも僕たちはLCDサウンドシステムの音楽を作り続けていくつもりだよ。ただ、いまはそれぞれの生活に戻る必要がある。今後は12インチなんかを作るつもりで、しばらく大きなことはやりたくないんだ。」
かねてより、ジェームズ・マーフィーは最新作「This Is Happening」のアルバム・リリースと、それに伴うツアーがLCDサウンドシステムとしての最後の活動になるだろうと発言していただけに、今回の宣言は事実上、解散説の否定とも言えそうです。また、彼はこの中で、今後プロとして決まったサイクルでアルバムを作り続けることからはしばらく距離を置きながらも、ツアーなどのライヴ活動は継続したいという意向も発表。なにはともあれ、ファンの方にとっては嬉しいニュースになりましたね。
引き続き、今後の活動にも注目していくとしましょう。なお、インタビュー全文は以下リンク先よりどうぞ。
http://thequietus.com/articles/04867-news-lcd-soundsystem-to-record-new-album