言わずと知れたイタリアのファッションブランド、『ドルチェ&ガッバーナ(Dolce and Gabbana)』が脱税容疑により、イタリアの検察当局に起訴されていたことが明らかになりました。
かねてより、脱税問題が浮上していた同ブランドですが、実際に裁判所まで話が持ち込まれるのは今回が初めてのこと。現地メディアによると、彼らには2004年に設立したルクセンブルクの別会社を利用してイタリア国内の税金逃れを行った容疑がかけられており、一説によればその総額は4.2億ユーロ(約475億円)に及ぶとも伝えられています。なお、もしもこの裁判で有罪が確定した場合、彼らには10億ドル(約833億円)の追徴課税を支払う義務が発生するほか、3年間の懲役刑に処される可能性もあるとのこと。
現在のところ、具体的な裁判の日程や本人たちによるコメントは発表されておらず、これ以上の詳細は分かりかねますが、概要を見る限りかなり心配なニュースですね。謹んで続報とブランド側からの正式なアナウンスを待つこととしましょう。
[via : EUbusiness&Vogue.UK]