村上隆の初監督作品「めめめのくらげ」が2013年4月26日(金)に公開決定。

by Mastered編集部

©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

ヴェルサイユ宮殿、カタールのAI-Riwaq エキシビジョンホールでの個展の開催はもちろん、[ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)]、カニエ・ウェスト(Kanye West)、ゆずなどとのコラボレーションでも広く知られる現代美術家、村上隆。同人物による初の監督作品映画「めめめのくらげ」が2013年4月26日(金)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて順次公開される。
本作は10年以上前より、フルCGアニメーション作品として村上隆自らが暖めていたオリジナルアニメの企画をベースに、震災後の日本を舞台としたファンタジーな世界を描き出すジュブナイル作品。実写+CGの融合で生み出される映像は、CGカットだけで実に約900カット強。今までの日本映画には無い壮大なスケールと世界観で贈る意欲作となっている。

なお、村上隆は本作について、「子どものころ夢中でみていたゴジラ、ウルトラマンなどの特撮の世界。そして大人になっても『スターウォーズ』やスピルバーグ、宮崎駿など、熱は冷めなかった。この作品はそれらの要素といまの日本の混沌をまぜこぜにした、新しいSFファンタジーです」とコメント。

公開はまだ少し先の話だが、その仕上がりを楽しみにしつつ、ひとまずは続報を待つとしよう。

【めめめのくらげ】
2013年4月26日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他 全国順次ロードショー
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

■STORY
主人公の小学生、正志(まさし)は、引っ越してきた新しい家に、見慣れない段ボールを見つけた。
中から出てきたのはくらげの様な不思議な生き物。
どこか愛くるしいその生き物を“くらげ坊”と名付け、次第に仲良くなっていく。
リュックにくらげ坊を連れて転校先の学校に行くと、他の生徒も、大人には見えない不思議な生物=“ふれんど”を連れていた。
いったい誰が何のために。そしてふれんどとは何なのか―。

原案・監督・キャラクターデザイン:村上隆
出演:末岡拓人 浅見姫香 窪田正孝 染谷将太 黒沢あすか ・ 津田寛治 鶴田真由 ・ 斎藤工
配給:ギャガ  制作:カイカイキキ