「20世紀に最も影響を与えたデザイナー」チャールズ&レイ・イームズの生涯を辿る展示会が開催。

by Mastered編集部

ミッドセンチュリー時代に新しいデザインの潮流を作ったデザイナー、チャールズ&レイ・イームズ。「20世紀に最も影響を与えたデザイナー」とも称され、建築からフィルム、家具やおもちゃなど、さまざまな分野でその偉業を讃えられる彼らだが、作品は知っていても、その生涯についてはあまり知らないという方も少なくないのではないだろうか。そこでオススメしたいのが、作品とともに知っておきたいイームズの生涯を振り返る展覧会「essential EAMES」だ。
今回の展示会は、イームズの孫でありイームズ・オフィスのディレクター、イームズ・デミトリオスが綴った書籍『An Eames Primer(イームズ入門 ― チャールズ&レイ・イームズのデザイン原風景)の内容をもとに、資料や実物の作品の展示や映像などで構成。イームズのデザイン哲学や精神を改めて見て取ることができる。

また、会期中には、イームズにまつわるスペシャルなトークセッションも開催。こちらもあわせてチェックしておきたい。

essential EAMES
会期: 2012年12月7日(金)〜2013年1月15日(火)
    10:30〜19:00 ※水曜休館(祝日を除く)、12月26日〜1月3日冬期休館
会場: リビングデザインセンターOZONE(3F OZONEプラザ)
    東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
    03-5322-6500  www.ozone.co.jp

【トークセッション1】
「永遠のデザイナー、チャールズ&レイ・イームズの現在性」
ゲスト:イームズ・デミトリオス、柳本浩市(Glyph.代表)、加藤孝司(デザインジャーナリスト)
日時:2012年12月7日(金) 19:00〜20:30
会場:ハーマンミラーストア
   東京都千代田区丸の内2-1-1
   http://storetokyo.hermanmiller.co.jp

【トークセッション2】
「コラボレーション・イームズ ― チャールズ&レイ・イームズが考えたことをめぐって」
ゲスト:中原慎一郎(ランドスケーププロダクツ代表)、降旗千賀子(目黒区美術館学芸主査)、
太刀川英輔(NOSIGNER代表/「OLIVE PROJECT」代表)、加藤孝司(デザインジャーナリスト)
日時:2012年12月14日(金) 19:00〜20:30
会場:リビングデザインセンターOZONE(3F OZONEプラザ)
   東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー

予約方法は下記ウェブサイトを参照のこと。
http://ww2.hermanmiller.co.jp/essential_eames/