コーエン兄弟の最新作『Inside Llewyn Davis』が日本公開決定。

by Mastered編集部

Photo by Alison Rosa ©2012 Long Strange Trip LLC

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『ファーゴ』、『ノーカントリー』をはじめ、数々の名作を世に送り出してきたジョエル・コーエンとイーサン・コーエンの手がける最新作『Inside Llewyn Davis』が、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』としてここ日本でも2014年初夏に公開される。

フォークソングの中心地だった1960年代のNY、グリニッチ・ヴィレッジ地区を舞台に売れないシンガー・ソングライター、ルーウィンの1週間をユーモラスに綴った本作品。ボブ・ディランが憧れたミュージシャン、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録をベースにコーエン兄弟が自由に脚色した作品は全編フィルムで撮影が行われており、最後のプリント作品になるかもとの声も挙がっている。

気になる出演は『ロビン・フッド』(2010)、『ドライヴ』(2011)への出演を経て、本作で見事な歌唱力を披露し、一躍脚光を浴びたオスカー・アイザック、『華麗なるギャツビー』(2012)のキャリー・マリガン、音楽活動のみならず『ソーシャル・ネットワーク』(2010)の演技で一躍注目の若手俳優のひとりとなったジャスティン・ティンバーレイクなど。音楽にはグラミー賞受賞作『オー・ブラザー!』を手がけたT・ボーン・バーネット他、Mumford & Sonsのマーカス・マムフォードも参加を果たしており、ストーリー以外にも注目する部分は多々ありそうだ。

【『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』】
2014年初夏、TOHO シネマズ シャンテ 他 全国ロードショー
提供:東宝、ロングライド
配給:ロングライド
監督・脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
音楽:T・ボーン・バーネット
出演:オスカー・アイザック、キャリー・ マリガン、ジョン・グッドマン、ギャレット・ヘドランド、ジャスティン・ティンバーレイク
2013/アメリカ/104分/

■STORY
1960年代、冬のニューヨークが舞台。まだマスコミやレコード会社などが発達していなかったこの時期、シンガー・ソングライターのルーウィンはグリニッジ・ヴィレッジのライヴハウスで歌い続けながらも、なかなか売れず、音楽で食べていくことをあきらめようかと考えながらも友人たちに助けられながら暮らしていく1週間を綴った物語。

Photo by Alison Rosa ©2012 Long Strange Trip LLC

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