時は2015年。世の中は兎に角、ライトなモノで溢れている。軽い回線に、軽い携帯、軽い洋服に、軽い後味、軽い男女関係。もちろん、軽いモノは基本的に便利だし、ある側面から見ればモノは軽いに越したことは無いのだが、面倒なことに男ってやつはそれじゃあすぐに飽きてしまう。
だからこそ、この冬は作り手の思いやウンチクがどっしりと詰まった、色々な意味でヘビーな1枚を着こなしたい。"STAY HEAVY"のメッセージと共にEYESCREAM.JPが贈る、今すぐ着たい冬のヘビーアウター20選。
Photo:Shuhei Nomachi、Text&Edit:Keita Miki
[REBUILD by NEEDLES(リビルド バイ ニードルズ)]のA-2 ジャケット
複数枚のユーズドのレザージャケットを一度解体し、トラディショナルなフライトジャケットへとリメイクした、まさしくスペシャルな1着。一点一点雰囲気が違うため、リメイクの枠を大きく越え、カスタムメイドの域にまで達した、[REBUILD by NEEDLES]ならではのヘビーアウターとなっている。
[GOSHA RUBCHINSKIY(ゴーシャ ラブチンスキー)]のムートンジャケット
1980年代に流行した若者の動きやブループを指す言葉、”Paninaro”と、ロシア地方の政党”Nazbol”をテーマにコレクションを展開している今シーズンの[GOSHA RUBCHINSKIY]。両極端なスタイルを同ブランドらしいバランスでミックスしたムートンジャケットは、カジュアルからドレスまで、様々なコーディネートにフィットする逸品。
[TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタザソロイスト.)]のFlight jacket.
中綿にポリエステルのプリマロフトを採用したフライトジャケット。機能性と艶っぽさを両立させ、独自の世界観を詰め込んだ1着となっている。ちなみに、ハンドメイドのDカン、角カンは[END]の製作によるもの。
[PIGALLE(ピガール)]のチェスターコート
ニュースとしても紹介したEMSEMBLE Colletionのチェスターコート。ステファン・アシュプールが過ごした学校での壁や校舎などのカラーパレットをイメージソースにしたというパステルカラーが大きな特徴となっている。
[UNUSED(アンユーズド)]のデニムコート
ヘビーオンスのモノトーンデニムを使ったデニムコート。フード縁にワイヤーの入ったビッグフードはインパクト抜群。ボタン留めのフードは取り外し可能で、軍物のキルティングライナーを取りつける事も出来るので、自分なりにカスタムして着こなしたい。