UNITED ARROWS&SONS 〜 リニューアルしたユナイテッドアローズ 原宿本店 メンズ館を徹底解剖!

by Mastered編集部

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次は「ユナイテッドアローズ&サンズ」というコンセプトを掲げ、新たに変貌を遂げたB1Fを中心に各フロアを紹介。地下へと続く階段のディスプレイ、DJブース、壁に並ぶたくさんのトルソーやトイレに至るまで、類を見ない魅惑のフロアを小木氏の案内でクルーズします。
さらに、オープン前日に行われたレセプションパーティの模様も同時掲載。こちらも小木氏のコメント付きです。

写真:浅田 直也

内観

「B1Fに降りて行く階段です。正面にはUA&SONSのサインをセットしました。階段からヨーロッパの老舗店舗のエッセンスを取り入れています」 「パリの雑貨店のカードやニューヨークやミラノのショップカードなど、諸先輩から教わったお店と自分達が好きなお店とをミックスして額装し、ディスプレイしています」 「階段を降りて左手にはネクタイやチーフなど小物のコーナーがあります。『ザ スタイリスト ジャパン』のバドワイザー、『ペグレグNYC』の星条旗など、遊び心溢れるネクタイがイチ推しです」 「使い込まれた味のあるトランクもディスプレイしています。たくさんの旅をともにして、多くの体験をともにしてきた相棒的なイメージですね」 「階段を下りた左のスペースはデザイナーズブランドを中心にライナップしています。ショップスタッフによるマネキンのスタイリングも是非ご覧ください」 「階段を降りて一番最初に目に飛び込むコーナーには、新規で取り扱う注目ブランドのスーツや、シャツ、シューズなどをライナップしています」 「階段を降りて右手のテーブルには、カジュアルシャツやデニム、小物などアメリカンスタイルのアイテムを展開しています」 「階段を降りて右のスペースには、新規で扱う『フェノメノン』や『リボルバー』、注目の『ホワイトマウンテニアリング』などをラインナップしてます」 「90年代にUAが山本康一郎さんとともに作り上げていたカタログ『スタイリングエディション』の作品を額装してディスプレイ。こちらはコギャルをフィーチャーしています」 「エレベーターホールには、マリオテスティーノやラフシモンズの協力を得て作成した過去のカタログ『スタイリングエディション』をディスプレイしています」 「レジの雰囲気も一新。後方の両サイドには、UAの象徴的なスタイルであるスーツにクロムハーツを合わせたボディをディスプレイしています」 「オープニング企画として、『ランドローバル』の依頼を受けて南アフリカの“ンデベレ族”が描いた、東京をイメージした作品やそれを落とし込んだ洋服などを展示販売しています」 「父親の書斎を改造し、本棚をレコード棚に変えてしまう放蕩息子をイメージして製作されたDJブースです。僕の実家から送ってもらった百科事典もディスプレイしてます」 「店内各所の天井に設置している田口製作所製のスピーカーです。使い込めばもっと音が良くなっていくとの事なので、これからが楽しみです」 「B1Fのトイレ内手洗い場には、LWTの最終営業日にフォトグラファーの水谷太郎さんが撮影してくれた写真をディスプレイ。気づいていただける方がいたら嬉しいです」 「1Fのトイレにも『スタイリングエディション』の写真をディスプレイして
います。日本で働く海外の方をテーマに撮ったスタイリング&写真は、手前味噌ですが、今見てもカッコいいと思います」
「1Fには、ANAの協力を得て実際に飛行機で使われていたシートベルトを再利用して作られた『イノベコ』のベルトを展開。実際のシートもお借りして展示しました」 「2Fは『ESSENTIALS OF UNITED ARROWS』と称し、UA20年の歴史を凝縮させたクラシックなアイテムを展開。ドレスのアイテムが中心です」 「使われずに眠っていた什器にシューズをディスプレイしてます。重厚なソファーとのバランスも良く、こういう空間が個人的に好きです」 「シューズのコーナー横のテーブルには、生地スワッチまで配されたクラシコイタリアの本を置いています。こういうところから学ぶことも多いです」 「3Fには京都の老舗帯問屋『誉田屋源兵衛』の着物や、帯、草履など和装のアイテムを展開。エレベーターホールにディスプレイも圧巻です」

レセプション

「さまざまな関係者さまからお花を頂戴しました。ありがとうございます。このお祝いと期待に応えるべく、日々成長してきたいと思います。」 「今回のレセプションのお土産はこのそうめんと、おやゆびトムでした。メンズ館なのでSo Men、ということで…(笑)。 弊社PR川東のご実家が運営する製麺所製です。」 「レセプション中に弊社スタッフ西久保がDJを担当しているところです。後半にはDJ MAARさんやDJ EMMAさんといったプロのDJによるプレイで、パーティをさらに盛り上げていただきました。今後もさまざまなDJを招いたイベントを開催しますので、ご期待ください!」 「LWT時代からのお客様を接客する田中ですね。こうして若い世代のお客様にも楽しんでいただけるUNITED ARROWS&SONSになれればと考えています。」 「たくさんの方に足を運んでいただき感動しました。同世代から上の世代の方まで皆さんに楽しんでいただけたレセプションだったようで、とても嬉しかったです。」 「ケータリングのメインは、メンチ。そうめんを中に入れたヘルシーなメンチカツです。こちらもメンズ館にちなんで『MENチ』でした(笑)」 「レセプションのメインイベントは、中西俊夫さんのストアライブでした。中西さん、そしてメンバーの方々、素敵な演奏をありがとうございました!」

次のページは『スコット・シューマン×栗野宏文 クロスインタビュー』です。