Tokyo Football Addict Vol.09:「勝色」を纏ったサッカー日本代表の新たなユニフォーム

by Keita Miki

adidas is the OFFICIAL SUPPLIER of the Japan
"大人になった今でもサッカーが好きで仕方ない"という人々に向け、当サイトとadidas Football(アディダス フットボール)がお送りする連載『Tokyo Football Addict』。
第9回目となる今回は、先にニュースとしても紹介し、去る11月10日のブラジル戦で初お披露目となったサッカー日本代表の新ユニフォームにフィーチャー。以前のレアル・マドリードのビジュアルも記憶に新しいコラージュアーティスト、河村康輔が今回の特集のために特別に制作してくれたメインビジュアルと共に、注目の新ユニフォームを徹底解剖していく。
※本特集内に掲載されている商品価格は、全て税抜価格となります。

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最大の特徴は、日本古来の深い藍色である「勝色」

いよいよ来年に開催が迫った『2018 FIFAワールドカップ ロシア™』に向け新調された今回のユニフォームだが、最も大きな特徴は、ベースカラーとして採用された深い藍色。

古来、日本の武将たちが好んで着用していた色とも言われるこの深い藍色は「勝色(かちいろ)」とも呼ばれるモノで、侍が戦に赴く際、鎧下にまとった胴着の藍染のことを指し、布を藍色に染める際、作り手が「勝利への思い」を祈って強く念じながら布を強く叩くことから、勝利を呼び込む縁起色として好まれてきた色である。

歴代のW杯で日本代表が着用してきたユニフォームよりもさらに濃い青となる今回の「勝色」には、日本中のFootball Addictたちの「勝利への思い」が込められているという訳だ。

サッカー日本代表が予てから「SAMURAI BLUE」と呼ばれる理由を「勝色」として具現化した1着は、きっと数多くの勝利を僕らにもたらしてくれるはず。